【納品事例】KITAHAMA W チャペル 特注Church Bench
香川県高松市の港町に立つ倉庫街を改装した北浜アリー。その一角、ヴィンテージな倉庫をリノベーションし、2018年にオープンしたチャペル「KITAHAMA W」に特注のチャーチベンチを納品させていただきました。
コーディネーター様の詳細なご要望点を元に綿密に打ち合わせ。 紆余曲折を経て、材料にはそれまでに取り扱ったことが無かった新しい樹種「ポンデロッサパイン」をチョイス。 何度もエイジングテストを重ね、インダストリアルな空間にマッチする仕上がりに。
このエイジングは表面の傷や塗装で表現するだけのものではなく、素材そのものを化学反応させる、その液体を作ることから始まります。いわゆる塗料ではなく、塗った時は何にもわからない透明な液体で、時間と共に化学変化が進み変色するものなのですが、この液体が・・・まぁとてつもなく臭いのです。服も体中も臭い。もうやらない、と現場は申しておりますが・・・。※出来上がったベンチは臭くありません。結婚式のチャペルが臭かったら大問題・・・!
乾燥させて、研磨して、さらにエイジングペイントする。最後にウレタン塗装を。ここでやっと仕上げの表情がわかる。それまでは見えないので、この液体の効果は想像しながら進める職人技です。
そんな苦労もありましたが、ヴィンテージ倉庫をスタイリッシュにリノベーションした空間に、木のぬくもりがアクセントとなるチャーチベンチが完成。素晴らしいプロジェクトに携わることが出来て、スタッフ一同感激でした!
コーディネーター様の詳細なご要望点を元に綿密に打ち合わせ。 紆余曲折を経て、材料にはそれまでに取り扱ったことが無かった新しい樹種「ポンデロッサパイン」をチョイス。 何度もエイジングテストを重ね、インダストリアルな空間にマッチする仕上がりに。
このエイジングは表面の傷や塗装で表現するだけのものではなく、素材そのものを化学反応させる、その液体を作ることから始まります。いわゆる塗料ではなく、塗った時は何にもわからない透明な液体で、時間と共に化学変化が進み変色するものなのですが、この液体が・・・まぁとてつもなく臭いのです。服も体中も臭い。もうやらない、と現場は申しておりますが・・・。※出来上がったベンチは臭くありません。結婚式のチャペルが臭かったら大問題・・・!
乾燥させて、研磨して、さらにエイジングペイントする。最後にウレタン塗装を。ここでやっと仕上げの表情がわかる。それまでは見えないので、この液体の効果は想像しながら進める職人技です。
そんな苦労もありましたが、ヴィンテージ倉庫をスタイリッシュにリノベーションした空間に、木のぬくもりがアクセントとなるチャーチベンチが完成。素晴らしいプロジェクトに携わることが出来て、スタッフ一同感激でした!
所在地 | 香川県高松市 |
---|---|
完成年月 | 2018年4月 |
業務範囲 | 特注家具デザイン・設計・製作 |
企画・監修 | MATERIya |
製作風景